大妻女子大学をはじめ、中学から大学院までの女子教育を行う大妻学院(千代田区三番町)は今年11月、創立100周年を迎える。
創立者である大妻コタカ氏は1908年、紀尾井町の自宅で手芸や裁縫を教える塾を創設。和裁、洋裁、手芸などの講習会を定期的に行い、学びたい女性の意欲に応えた。校訓である「恥を知れ」は、「他人を責めるのではなく自分自身を戒めること」を意味し、創立当初から精神的、社会的に自立を目指す女性を支援し続けている。現在も1万人以上の生徒が学び、卒業生は16万人にも上る。
同学院は来年3月末までの期間、100周年記念事業として「大妻学院百年史」の刊行や、さまざまなイベント、シンポジウムなどの開催を予定。現在は、多くの学生や地元住民、受験生らに広くPRし、事業を盛り上げるための企画提案を行っている。
記念事業の一環として学院オリジナルキャラクターの募集を実施。学内投票と選考により決定したキャラクター「おーたん」は女性らしさや笑顔、積極性などを表現した作品。同キャラクターは今後、文具などに商品化され購買部での販売を予定している。
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