JR四ツ谷駅前から続く飲食店街・しんみち通りの入り口に10月17日、和酒とおばんざいの店「和ごころ」(新宿区四谷1、TEL 03-3357-6556)がオープンした。
同店は同じくしんみち通りで営業する和食ダイニング「直心(じきしん)」の姉妹店。常時70~80種類をそろえる日本酒をはじめ、梅酒、焼酎、ウイスキー、ワインなど国産にこだわった酒と日替わりのおばんざいをメーンに提供する。店舗面積は9坪。席数は24席。
主なメニューは、「京湯葉のお刺身」(780円)、「いちぢくの揚げだし」(580円)、「卵の黄身の西京漬け」「京都黒枝豆」(以上500円)、「薩摩知覧鶏炭火焼き」(880円)、「和牛ホルモン炒め」(780円)、直心の人気メニューだという数種類のみそを合わせた「サバみそ」(780円)など。
日本酒は、「田酒特別純米」「十四代本丸」「ろ万熟生原酒」「姿ブラックインパクト」「こんな夜に らいは」「川中島辛口純米」「黒龍純米吟醸」「七本槍特別純」「だっさい50」(以上580円)、「福祝山田無ろ過生原」「蓮菜泉可」(以上640円) 、「北雪純米大吟醸」(650円、全て140ミリリットル)など。このほか、勝沼ワイン、小布施ワイン、ウイスキー、梅酒(480円~)、森伊蔵や魔王をはじめとする焼酎各種(480円~)も取りそろえる。
客単価は4,000円で、「直心よりも1,000円ほど下げ、気軽に使っていただけるようにした」(店主の鹿島正俊さん)という。「若い人から年配の方まで」幅広い層をターゲットに捉える。
2店舗目オープンのきっかけについて鹿島さんは、今年7月に四ツ谷・四谷三丁目周辺の飲食店で開催した長野県の日本酒を集めたイベントで蔵元と知り合ったことを挙げ、「今後はしんみち通りの飲食店と連携した試飲会も開いていきたい」と意気込む。
営業時間は17時~24時。来月中旬よりランチ営業も予定している。