日本航空が12月1日から就航した国内線初のファーストクラスで、広域市ケ谷圏から「ラリアンス」(新宿区神楽坂2)と「なだ万」(千代田区紀尾井町)の味が提供されることがわかった。
同社と提携するレストランは、「ラリアンス」「なだ万」のほか、「分けとく山」(港区)、「アロマフレスカ」(港区)、「エプバンタイユ」(大阪府)の5店。そのうち東京の4店は、先月19日に発表された「ミシュランガイド東京2008」で1ツ星を獲得したレストラン。
同社広報担当者は「厳選した旬の素材と匠の技、そして高いホスピタリティーで食通から揺るぎない評価を得ている名店であること」が選定の基準であるといい、5店中4店が「星付き」レストランであることについては「ミシュランの発表以前に選定店舗を発表しているが、今回提携した店舗はミシュランの選定に充分に資する店舗と考えている」(同)と話す。
機内食は、朝食帯(~9時)、中間帯(9時1分~16時59分)、夕食帯(17時~)の3つに分かれ、5店の料理は夕食帯限定で提供する。1カ月ごとにレストランが替わり、10日ごとにメニューを変更する。「ラリアンス」は2月、「なだ万」は3月に提供予定。
同ファーストクラスは、羽田~伊丹線の1便につき14席で1日7往復。航空運賃に8,000円の追加料金で利用でき、来年以降、羽田~福岡線、羽田~札幌線へ順次拡大を予定している。
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