靖国神社近くの裏通りに5月28日、イタリアンの新店「DUE PASSI.(ドゥエ パッシ)」(千代田区九段南3、TEL 03-5215-5315)がオープンした。
店舗面積は21坪。席数は27席。同店は、オーナーの大富直樹さんをはじめ、スタッフ4人が九州出身者。前職がバーテンダーの大富さんとシェフの梅木秀章さんは5年前に福岡で出会い、いつか一緒に店を出そうと計画。先に上京していた大富さんが、梅木さんを呼び寄せるかたちで今回のオープンを果たした。北欧をイメージしワインレッドと白を基調とした店内で、宮崎の地鶏や野菜など九州の食材を使ったイタリアンを提供する。
「グランドメニューを極力控えた」というメニューは、宮崎地鶏のコンフィやフォアグラテリーヌ、自家製かもハム、自家製ツナのサラダなど。その日の仕入れ状況によって大きく変動する。ランチタイムには、パスタやナポリピザ、カフェタイムには自家製ドルチェなどを用意する。
ドリンクメニューは、ワイン(グラス=500円~、ボトル=2,400円~)を中心に、カクテル(600円~)、生ビール(550円)、自家製ジンジャーエール(400円)など。20代~40代をターゲットに据え、客単価は3,500円~4,000円を見込む。
「笑顔と元気が売り。九州独特の温かい雰囲気の中で、質の良いサービスを提供していければ」と大富さん。「『おいしかった』はもちろん、『楽しかった』と言っていただける店になれれば」と笑顔を見せる。
営業時間は、ランチ・カフェ=11時~17時、ディナー=17時~23時。