神楽坂・毘沙門天善國寺近くの路地に4月17日、一軒家を改装した和食店「神楽坂 しずく」(新宿区神楽坂3、TEL 03-6265-3790)がオープンした。
同店は神楽坂のシーフードイタリアン「ポワソン」(神楽坂4)の姉妹店。板長自ら産地に足を運んで探した食材や直接見て選んだ旬の食材を使い、野菜と魚介料理を中心とした和食を提供する。住居仕様だった一軒家を改装した店内には、1階にカウンター4席と2つの個室、2階に16人を収容する大広間を設ける。総席数は28席。
メニューは現在、季節の前菜や手作り田舎豆腐、鮮魚の造り盛り合わせ、魚介と有機野菜の炭火焼き、魚介のしゃぶしゃぶ鍋などで構成する「しずく会席」(4,500円)のみ。今後、アラカルト、ランチ(1,200円~、今月23日より)の提供も予定している。
ドリンクメニューは、「田酒」「雅山流 極月」「大七」「黒松 吉乃川」「開運 祝酒」などの日本酒(グラス=550円~、徳利=850円~)、ワイン(ボトル=3,200円~)、ビール(600円)、焼酎、果実酒(以上700円)など。30~40代の女性をメーンターゲットに据え、客単価は約8,000円を見込む。
「神楽坂の街で裏路地にある和食店というと敷居が高いイメージだが、(当店は)家に帰ってきたような感覚で気軽に使っていただける店」とスタッフの横井清隆さん。「仲間とは大広間、接待使いで個室、1人でカウンターと幅広いシーンで使っていただきたい。気軽にお越しいただき、ゆっくりのんびりしていただければ」と話す。
営業時間は11時~14時、18時~22時(以上ラストオーダー)。日曜定休。