東京理科大(新宿区神楽坂1)は2月26日、一般公開講座「地震の揺れと建物の被害~東北と阪神・淡路の大震災を教訓として~」を神楽坂キャンパスの森戸記念館で行う。
昨年3月11日発生した東日本大震災から間もなく1年、1995年の阪神・淡路大震災から17年が経過。2012年に入っても、1月1日に長野と新潟の県境付近を震源とするマグニチュード4.2の地震、1月12日にも福島県沖を震源とするマグニチュード5.8の地震が発生するなど、大きな地震に対する不安は収まっていない。
同大理工学部建築学科の永野正行教授が講師を務める同講座。建物に甚大な被害を与えることもある大きな揺れ「キラーパルス」など、震源の破壊から地盤の揺れ、建物の揺れのメカニズムを紹介。東日本大震災と阪神・淡路大震災の2つの地震の共通点と違い、これからの課題についても分かりやすく解説する。
開催は2月26日の15時~16時30分。募集人数は90人。受講料は2,000円。