神楽坂でほおずき市、阿波踊り-台風接近の中「神楽坂まつり」始まる

台風が接近する中「神楽坂まつり」の前半「ほおずき市」が始まった

台風が接近する中「神楽坂まつり」の前半「ほおずき市」が始まった

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 神楽坂通りで7月20日、神楽坂の夏の風物詩「神楽坂まつり」が始まった。主催は神楽坂通り商店会、神楽坂商店街振興組合、本多横丁商店会、神楽坂仲通り商店会。

「神楽坂まつり」初日の様子

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 今年で40回目を迎える「神楽坂まつり」では、前半(20日・21日)に「ほおずき市」、後半(22日・23日)に「阿波踊り大会」を開催。東日本大震災の発生を受け、今年は「がんばろう!日本」をテーマに掲げ、開催期間中の募金を呼び掛けるほか、ほおずき鉢の売り上げの一部の寄付、被災地関係業者への屋台出店スペースの無償提供を行うなどチャリティーを盛り込んだ企画となっている。

 「ほおずき市」のメーン会場となる毘沙門天善國寺周辺では、ほおずきの販売や子ども縁日のほか、境内での神楽坂出身の演歌歌手・姿憲子さん、福島県育ちのアコースティックギタリスト・ダニエル コフリンさんのステージ、浴衣の着付けサービスなどを展開。門前には近隣飲食店や専門店約35店舗による屋台がずらりと並ぶ。

 祭りの後半には、毎年沿道があふれるほどの見物客でにぎわう「阿波踊り大会」を開催。神楽坂下から坂上へ、赤城神社前から坂下へ向かって同時に踊り始める阿波踊りには、この日に向けて練習を重ねてきた地元「かぐら連」をはじめとする約30団体が参加。両日、約20団体が神楽坂通りに繰り出し、祭りのクライマックスを盛り上げる。最終日の夕方からは地元の小学生や幼稚園・保育園児らによる「子ども阿波踊り大会」も行われる。

 台風の接近により、あいにくの天候の中で初日を迎えた「神楽坂まつり」。子ども縁日や浴衣着付けサービスなど一部のプログラムが中止となり、例年よりも人出の少ない初日となったものの、毘沙門天善國寺周辺の沿道はほおずきを買い求める人や屋台の味を楽しむ人でにぎわいを見せている。

 開催時間は、ほおずき市=17時30分~22時、阿波踊り大会=19時~21時(子ども阿波踊り大会は24日18時~19時)。

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