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神楽坂で「食べないと飲まナイト」-地元飲食店共同開催で街を活性化

神楽坂での開催を企画した岡田博紀社長(左)と有村壮央社長

神楽坂での開催を企画した岡田博紀社長(左)と有村壮央社長

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 今年5月に上野で第1回を開催し成功を収めた食べ歩きイベント「食べないと飲まナイト」が10月、神楽坂で開催されることが決まった。

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 「食べないと飲まナイト」とは、参加者に飲食店をはしごしてもらい、これまで知らなかった店の開拓や気になっていた店に気軽に立ち寄る機会を提案する街の活性化イベント。参加者は5枚つづりのチケットを購入し、対象店舗で提示することで、各店が設定したドリンクとフードがセットになった特別メニュー「食べ飲まセット」が提供される。上野で飲食店を営む長岡商事(台東区)取締役の前川弘美さんが発起人となり、「自分たちの手で飲食店街を盛り上げよう」と発案、実現した。

 神楽坂での開催を仕切るのは、上野でのイベントに実際参加し「神楽坂でもできるのではと考えた」という神楽坂で飲食店を営むエンレスト(新宿区神楽坂3)の岡田博紀社長とアントレスト(矢来町)の有村壮央社長。食べないと飲まナイト実行委員会の協力の下、開催準備を進めている。

 「神楽坂の場所を知らない人や敷居が高いイメージなど、神楽坂はまだまだ外の人には知られていない街だと思う」と岡田社長。「まずは足を運んでもらって街を知ってもらい、神楽坂を好きになってもらいたい」と話す。

 開催日は10月2日~4日の3日間。チケットは、800円×5枚つづりで4,000円。1店舗当たり1人1枚使用でき、複数人での共有も可能。10月5日~20日を「後(あと)ナイト」とし、イベント期間中に使いきれなかったチケットを1枚800円の金券として各店舗で使うことができる(1店舗につき1日1人1枚まで)。チケットの販売は、9月上旬より参加店舗の店頭とインターネット上で予定している。

 現在、参加を表明しているのは、「一茶一坐」「魚串さくらさく」「餃子 ねじ巻」「kemuri」「塩ホルモン 好ちゃん」「翔山亭」「地中海UOMARU」「つみき」「飯楽(ファンファン)」「野菜食堂sakurasaku」など16店。参加店は50店を目標にしており、現在も募集中。3日間で延べ1万人の集客を見込む。

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