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パリで120年の老舗ベーカリー「PAUL」、神楽坂に新店

神楽坂テラスの1階にオープンするカフェベーカリー「PAUL神楽坂店」

神楽坂テラスの1階にオープンするカフェベーカリー「PAUL神楽坂店」

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 神楽坂・毘沙門天善國寺前に完成した新築ビル「神楽坂テラス」1階に2月2日、カフェベーカリー「PAUL神楽坂店」(新宿区神楽坂5、TEL 03-6280-7723)がオープンする。運営は敷島製パン傘下のレアールパスコベーカリーズ(目黒区)。

店内には常時100アイテムが並ぶ

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 PAULは1889年、パン作りの名職人シャルマーニュ・マイヨによってフランス北部の町リール発祥の老舗ベーカリー。創業当時のレシピと製法を厳格に守り続け、独自に契約栽培した小麦だけを使うなど素材も厳選したものを使用。現在、パリを中心にフランス全土、海外25カ国、450店舗を展開している。日本では、初の海外フランチャイズとして1990年、名古屋松坂屋南館にパイロット店を開設して以来、関東、関西エリアを中心に店舗展開を行い、同店が20店舗目となる。

 店舗面積は60坪。席数は42席。多くのフランス人が居住するエリアであることから、フランスのコンセプトをより強く打ち出したという店内には、フランスから持ち込んだ内装や床、タイル、アンティークの調度品・家具などを配置し、本場パリの雰囲気に仕上げた。店内の厨房で製造するパンやサンドイッチ、ケーキなど常時100アイテムを取りそろえる。

 主な商品は、フランス産発酵バターを使用した一番人気の「クロワッサン」(189円)、フランス産チョコレートを使用した「パン・ショコラ」(231円)、歯応えのあるフランスパンにレタス、トマト、ハム、エメンタールチーズをサンドした「アンシェン・ミックス」(504円)など。

 ドリンクメニューは、コーヒー(525円)や紅茶(630円)、フランス直輸入のレモネード「ロリーナ」(525円)など。レモンビールやベルギービール(以上1,050円)、ワイン(グラス=630円)などのアルコール類も提供する。フランス人を含む地域住民をメーンターゲットに捉え、「地元密着で根付いていきたい」(担当者)という。

 営業時間は10時~22時。

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