東京おもちゃ美術館で「木育」体験-区内の園児2,000人招待へ

ウッドスタート開始記念セレモニーが開催され、初の招待となった区立百人町保育園の園児と中山弘子新宿区長、多田千尋館長らが出席した。

ウッドスタート開始記念セレモニーが開催され、初の招待となった区立百人町保育園の園児と中山弘子新宿区長、多田千尋館長らが出席した。

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 NPO法人日本グッド・トイ委員会(新宿区四谷4)が運営する東京おもちゃ美術館(同)で5月18日、子どもたちに国産材の木のおもちゃで「木育」体験をしてもらうプロジェクト「ウッドスタート」がスタートした。

記念セレモニーの後はおもちゃ作り

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 ウッドスタートとは、「子どもたちに人生最初のステージを豊かな木のぬくもりに囲まれながら過ごしてもらう」ための取り組みで、同プロジェクトを通じ、豊かな子育て環境、子育ち環境を提供するだけではなく、木の文化に触れることで環境について考える心を育てるのが狙い。

 同プロジェクトでは、新宿区との文化協定に基づき、区内保育園・幼稚園の年長園児2,000人を無料で同館に招待する。開始記念セレモニーには、初の招待となった区立百人町保育園の園児15人をはじめ、中山弘子新宿区長、多田千尋館長らが出席。同プロジェクトのスタートを記念しテープカットを行った。

 日本グッド・トイ委員会は今年度、林野庁補助事業「木育の推進」を受託。今後は、新生児が誕生した家庭への木のおもちゃの提供や乳幼児に対する「赤ちゃん木育ひろば」の開催なども計画している。

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