ワコール(本社=京都市南区)は2月7日、コンディショニングウエアを主力商品とする「CW-X(シー・ダブリュー・エックス)」ブランド初の直営店となる「CW-X コンディショニングストア 半蔵門」(千代田区麹町1)をオープンする。
1991年より発売している同ブランドは、ワコール人間科学研究所が開発したコンディショニングウエア。スポーツ時の筋肉疲労を軽減したり、ひざや股関節をサポートするボトムを中心とした商品展開を行っており、シアトルマリナーズのイチロー選手をはじめ、プロゴルファーの青木功選手、石川遼選手と契約している。2009年秋冬シーズンからはデイリーユースとして着用できるアイテムなどを増やし、ユーザー拡大に取り組んでいる。
同社は、半蔵門の店舗と今月27日にオープンする青山の店舗を皮切りに、2012年度までに約10カ所の直営店展開を計画。今後積極的に直営店を展開することで、更なる認知向上を目指していく。
店舗面積は97.3平方メートル。店内では同ブランドのスポーツアンダーウエアトップやボトム、スポーツブラジャー、アウターウエア、ランニング用小物のほか、直営店限定のオリジナルカラー商品やステッチカラー(10色)から選べる商品(一部のモデルに限定)を販売するほか、CW-Xスポーツタイツの貸し出し(有料)や女性ランナー向けのシャワーやロッカー施設を併設。ランニングやウオーキングのためのスポーツ・コンディショニングを提案する。
営業時間は、平日=11時~22時30分、土曜=7時~20時、日曜・祝日=7時~18時(ロッカー使用は閉店1時間前までに入店)。
同エリアでは11月に、TOKYO FM(千代田区麹町1)が皇居周辺を走るランナー向けの施設「半蔵門ランナーズサテライト『JOGLIS』」を本社地下1階にオープン、ランナー用マップを発行するなど、「皇居ラン」サポート施設やサービスが増えている。