神楽坂のフレンチレストラン「ラリアンス」(新宿区神楽坂2)は7月より、日本航空国内線「クラスJ」でサービス菓子として提供されていた焼き菓子「フィナンシェ」の販売を開始した。
同店の「フィナンシェ」は、2007年10月より今年2月まで機内でのみ提供されていた商品で、フレーバーを数カ月ごとに変え6種類を提供。1年5カ月での総出荷数は約90万個に上った。
今回販売を開始したフレーバーは、「フィナンシェ・ア・ラ・フィーグ(イチジク)」「ガトー・オ・ショコラ(チョコレート生地にレーズン)」「フィナンシェ・オ・マロン(栗)」「フィナンシェ・ア・ロランジュ(オレンジピール)」「フィナンシェ・ア・ラ・バニーユ(バニラ)」の5種類。
5種類を入れたギフトセットでの販売で、価格は5個入り=1,050円、10個入り=2,000円、15個入り=2,940円。贈答品としての利用を見込みこだわったというパッケージは、「ラリアンス」と同店が運営するスイーツ専門店「菓楽」の2パターンを用意した(「ラリアンス」パッケージは5個入りのみ)。両店店頭のほか通信販売でも扱う。
フィナンシェだけではなく、日本航空国内線ファーストクラスの機内食なども提供している「ラリアンス」。今年6月には「菓楽」の「レモンフィナンシェ」の新たに機内で提供し、約12万個を出荷。9月からは「カフェフィナンシェ」を提供する予定だという。