タリーズコーヒージャパン(新宿区箪笥町)や旺文社(横寺町)などの企業が本社を構える神楽坂エリアの牛込中央通り商店街に8月31日、環境に優しい街路灯が設置された。
今回設置された街路灯は、牛込中央通り商店会による商店街活性化の取り組みの一環として建て替え、設置された風力と太陽光で発電する「ハイブリッド街路灯」12基と、通常のものより消費電力の少ない「エコ街路灯」32基の計44基。
同商店会は、大久保通りと牛込中央通りの交差点を中心とした通りに沿って伸びる商店街で構成されている。全盛期には160店舗を超えた会員数が50店舗までに減少し、活性化が課題となっていたことから、昨年、「牛込再生プロジェクト」を立ち上げ、環境をテーマとした取り組みや新たな商店街マップの作成、商店会への入会促進などを実施。同プロジェクトには、個人商店だけではなく近隣企業の旺文社や東映アニメーション、大日本印刷なども賛同しており、現在会員数は76店舗まで増加している。
同商店会の大西理事長は「他の商店街とは違う独自の商店街、『エコロジーな商店街』を作っていきたい」と話し、今後はエコバッグ作りや環境をテーマにしたイベントの実施なども計画しているという。