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神楽坂に「すし卓海」 職人歴25年の店主と若手が腕振るう

「すし卓海」のすし

「すし卓海」のすし

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 すし店「すし卓海(たくみ)」(新宿区神楽坂6)が6月1日、神楽坂にオープンした。

「すし卓海」の料理

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 店主の蓑田(みのだ)卓明さんは、祖父がすし店を営んでいた影響で自然と職人の道を志したという。海外でのすし店や飲食店での勤務経験を持ち、その後、銀座や西麻布の割烹(かっぽう)料理店などで研さんを積んだ。職人歴は約25年。タイミングや縁もあり、日本で自身の店を持ったという。蓑田さんは「アメリカですし店を家族で経営していたこともあり、柔軟な姿勢や固定観念にとらわれない店のあり方を大切にする。すし講師の経験もあったことから、意欲や実力のある若い職人たちも活躍できる場を作りたいと考え、店を持つことにした」と話す。

 メニューは「卓海コース」(1万5,000円)、「季(とき)の巡りコース」(1万8,000円)、「紫雲(しうん)コース」(2万2,000円)などのおまかせが中心。コースによっては、「ウニの食べ比べ」なども含む。「コースを通して季節を感じてもらえるよう構成する。すしや料理の提供順も、一番おいしいと感じていただけるタイミングを心がける」とも。

 店舗面積は約30坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=17席。店は2階に位置し、カウンター席の奥にはオープンキッチンがあり、職人の手仕事を間近に見ることができるようにする。「一般的なすし店とは異なる印象があると思うが、広い空間や趣のある店内で、肩肘張らずに料理を楽しんでもらえれば。料理だけでなく店全体でお客さまをもてなすことを大切にしたい。今後、週末はランチも営業する予定。神楽坂の土地になじみ、気軽に足を運べるような温かい雰囲気の店を目指す」と意気込む。

 営業時間は17時~22時30分(土曜・日曜・祝日は16時~21時)。月曜定休。

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