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矢来町に「ファクトリー1902」 クリームパンなど定番パンを追求

「factory1902」のパン

「factory1902」のパン

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 パン店「factory(ファクトリー)1902」(新宿区矢来町)が矢来町にオープンして、9月7日で2カ月がたつ。店舗面積は8坪。経営は、学校給食への卸なども行っていた1902(明治35)年創業の「三興のパン」(豊島区)。

「factory1902」のバゲット

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 店主の竹宇治登志雄さんは同社の5代目。以前は板橋などでパン店を展開していたが、心機一転して矢来町に新店を開くことにしたという。竹宇治さんは「縁やタイミングもあり、長年の夢でもあった神楽坂エリアに店を持つことができうれしさもひとしお。長年積み重ねてきた経験やノウハウを元に、新たな挑戦をしたい」と話す。

 店内で焼き上げるパンは常時約20種類を用意。「クリームパン」や丹波大納言こしあんを包んだ「あんパン」(以上264円)、フランスバターを練り込んだ「クロワッサン」(374円)、「バゲット」(380円)、北海道・美瑛の小麦粉を使った「食パン」(1斤462円)などの「オーソドックスなパン」を中心としたラインアップ。その他、「リュスティック トマトとモッツァレラ」(330円)、「サルサベーコン」(352円)、「クイニーアマン 塩キャラメル」(374円)など。サンドイッチ(374円~)も人気だという。クリームパンのカスタードクリームなども店で作る。

 竹宇治さんは「皆さんがなじみのあるパンを、きちんとおいしく、丁寧に作りたい。今後も試行錯誤を重ね、毎日食べても飽きの来ない当店らしいパンを追求する。徐々にバリエーションも増やしていければ」とも。

 周辺にパン店がなかったことからも、客から喜ばれることも多いという。「まずはパンを食べていただきたい。地域の皆さんが普段使いできるようなパン店を目指す。ぜひ気軽に立ち寄っていただければ」と来店を促す。

 営業時間は10時~17時。木曜・金曜定休。

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