中華料理専門店「China Dining あRaま」(新宿区箪笥町、TEL 03-6280-7837)が4月29日、牛込神楽坂にオープンした。同店は、練馬に本店を持つ「中国料理 唐苑」が展開する新ブランド。店舗面積は45坪、席数は50席。
店主の曹陽(そうよう)さんは中国・大連出身。3姉妹で一緒に来日し、「故郷の味を伝え、気軽に中華を楽しんでほしい」と2009(平成21)年に「唐苑」を開いたという。
「あRaま」は、「よりゆったりと食事をしてもらえるように」との思いから、曹陽さん夫婦で立ち上げたという。曹陽さんは、「普段使いできる価格帯かつ、落ち着けるサービスや空間作りにも力を入れ、内装も工夫した。唐苑と同じように、お客さまに喜んでもらえる店作りを行うと同時に、従業員も笑顔が絶えないような、明るい空気感を大切にしたい。料理はもちろん、店全体からおもてなしができれば」と来店を促す。店名は曹陽さんもよく使うという「喜ぶ」際の感嘆詞から。
ランチメニューは「麻婆豆腐」(980円)、「濃厚担々麺」(1,180円)、「あRaま名物 黒酢酢豚」(1,480円)など。全てのメニューに前菜2品、粥、スープ、ウーロン茶のビュッフェが付く。コース料理(1,780円~)も用意し、幅広いニーズに応える。ディナーメニューは「トマトの梅酒漬け」(580円)、「羊肉の串揚げ」(650円)、「モッツァレラチーズの紹興酒漬け」(980円)、「あRaま 9種前菜プレート 2人前」(2,980円)など。伝統料理からワインなどにも合うオリジナルメニューまで、さまざまな料理を用意する。料理には主にネギ油を使うことで、「重すぎない」中華を意識したという。「1皿のボリュームも大切にし、満足いただけるようにした。人気メニューでもある黒酢酢豚はファンも多い。ゴロゴロとした大きな肉で、ほかにはない一品」とも。
営業時間は、ランチ=11時~15時、ディナー=17時~22時30分。