円谷、三宅に続け!-北京オリンピックへ現役自衛隊員から6人

米国で合宿中の高桑2等陸尉を除く5人の代表選手が出席した壮行会

米国で合宿中の高桑2等陸尉を除く5人の代表選手が出席した壮行会

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 8月8日から始まる北京オリンピックに、防衛省(新宿区市谷本村町)傘下の自衛隊体育学校から現役自衛隊員6人が参加する。

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 北京オリンピック代表となったのは、山下敏一2等陸尉(ライフル射撃)、村上佳宏3等海尉(近代五種)、加藤賢三2等陸尉(レスリング・グレコローマン96キロ級)、高桑健2等陸尉(水泳200メートル個人メドレー)、川内将嗣2等陸尉(ボクシング・ライトウェルター級)、堰川康信3等陸尉(ウエートリフティング56キロ級)の6人。

 同省が編集協力を行い現在発売中の雑誌「MAMOR」(扶桑社)では、「がんばれ、ニッポン!メダルを目指す自衛隊員たち」の特集を組み、同校でも7月13日、米国で合宿中の高桑2等陸尉を除く5人の代表選手が出席して壮行会を開くなど、代表6隊員の活躍に期待を寄せている。

 自衛隊は、東京やミュンヘン大会で金メダルを獲得したウエートリフティングの三宅義信さんや、東京大会のマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉さんなど、これまで多数のトップアスリートをオリンピックに派遣してきた。1964年の東京オリンピック開催時には「自衛隊法」が改正され、以後の札幌・長野を含めた国内大会について自衛隊は、開会式での祝砲や演奏、飛行演出をはじめ、選手村の管理や輸送、衛生救護支援など、大会運営の重要な役割も担っており、オリンピックとの関わりも深いものとなっている。

 出場日程は、ウエートリフティングの堰川選手(10日)を皮切りに、射撃の山下選手(11日、15日・17日)、水泳の高桑選手(13日~15日)、レスリングの加藤選手(14日)、ボクシングの川内選手(14日・22日・23日)、近代五種の村上選手(21日)。

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