「嵐」の聖地の一つとして知られる、神楽坂通りにある毘沙門天・善國寺(新宿区神楽坂5)が4月10日の新会社設立発表後、にぎわいを増している。
設立発表以降、同寺を「聖地巡礼」するファンや観光客が通常より増えており、嵐を応援する絵馬奉納なども多く見られるという。副住職の嶋田曉裕(ぎょうゆう)さんは「年中ファンの方を目にするが、確かに先週辺りから増えたように感じ、報道取材もあった。中には遠方からのファンや観光客もいて驚くが、応援でお越しになるのは良いこと」と話す。
同寺は、二宮和也さんが主演し2007(平成19)年に放映されたテレビドラマ「拝啓、父上様」(フジテレビ系列)や、相葉雅紀さんが主演し2018(平成30)年に放映されたドラマ「僕とシッポと神楽坂」(テレビ朝日系列)など、神楽坂を舞台とした作品の影響もあり、ファンの間では「嵐の聖地」の一つとして親しまれている。
活動休止発表後は活動継続祈願の絵馬が多く見られた。新会社設立を受け、境内には、「新会社設立おめでとう、いつまでも待っています」「嵐5人と夢の続きを見ています」「5人が幸せになりますように」などと、フェルトペン5色で書かれたものが多く奉納されている。