海鮮丼専門店「海鮮丼新太郎」（千代田区飯田橋4、TEL 03-6272-3240）が飯田橋にオープンして、3月31日で2カ月がたつ。店舗面積は17坪、席数は13席。

「海鮮丼新太郎」かつお節を削る様子

　「うまみ」をテーマに、かつお節とだしなどを海鮮丼に合わせる食べ方を提案する同店。店名は、うまみ成分がイノシン酸であることを明らかにした小玉新太郎の名前から。担当の畑中俊哉さんは「当店でしか体験できないような価値を提供したいと考え、新業態を企画した。名に恥じぬよう、魚介やかつお節のうまみをダイレクトに味わえる、ほかにはない海鮮丼を目指す」と話す。

　海鮮丼は、「1度で3度の食べ方ができる」よう工夫する。「最初はのりで具材を包み、手巻きずしとして食べる方法を薦めている。その次にしょうゆとかつお節をかけ、海鮮丼として食べ進めてもらった後、だしをかけて海鮮茶漬けとして食べていただければ。お茶漬けには昆布粉を加えてもうまみが増しておいしい」とも。海鮮丼に合わせるしょうゆは、土佐しょうゆとごましょうゆの2種類を用意する。お茶漬けにする際は、かつお節とご飯の追加が可能。

　かつお節は客の目の前で削る。「機械を使って、かつお節を0.01ミリの薄さに削る。フワッと溶けるような食感と、強い香りを感じていただけるはず」と話す。

　メニューは、魚介・イクラ・のりをのせた「梅」（950円）、「梅」にサーモンを加えた「竹」（1,150円）、「竹」にイクラを増量した「松」（1,380円）、「松」にウニを加えた「特」（1,980円）と、魚介・イクラ・サーモン・ウニ・赤エビ・卵黄・のりをのせた「新太郎丼」（2,480円）の5種類。

　営業時間は、ランチ＝11時～16時、ディナー＝17時～22時30分。