スタンディングバー「イタリアワインとお料理 babbo.(バッボ)」(新宿区東榎町)が榎町にオープンして、1月12日で半年がたった。同店は、イタリアワインを中心としたアルコールとつまみを提供する立ち飲みスタイルのバー。
イタリアワインのインポーターやワインバーの店長経験もある店主の菅翔平さんは「『街の社交場』を作りたかった。スタンディング形式にすることで、横のつながりも大切にできる。縁もあり、近隣にも同じような店が少なかったことから、この場所に店を開くことにした」と話す。
オープンから半年を迎え、「おかげさまで多くの方に利用いただいている。自分がチャレンジしたいと思っていたことが、街の皆さんに求められていたことでもあると感じ、うれしさもひとしお。これからもお客さまとのつながりを大切にし、変わらず店を築いていきたい」と話す。
取りそろえるワインはさまざまで、ソムリエでもある菅さん自らテイスティング。「お客さまのイメージが持てるものを選ぶ」という。フードメニューは「ピチアリオーネ」(1,400円)、「トリッパのトマト煮込み」(1,500円)などイタリアワインに合うつまみを提供する。菅さんが和食業界での経験もあることから、「お出汁(だし)のきいた牛すじ煮込み」(800円)なども用意。「肩肘張らないなじみの料理を合わせることで、気軽に利用してもらえる店を目指した。ワイン好きな方はもちろん、ワインをあまり飲まない方もぜひ気楽に足を運んでいただきたい。気分や好みをヒアリングして、お薦めの一杯を提供したい」とも。
今後はワインセラーも設置し、ワインを購入できるようにするという。「バーを利用するお客さまが、飲んで気に入ったワインをすぐ購入できたり、ギフトに困ったときに足を運べたりするなど、より幅広い利用シーンが想定できる」と意気込む。
営業時間は17時~24時。