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四谷に「ハラルラーメン新宿亭」 ハラル認証調味料使った鶏だしラーメンも

「ハラルラーメン新宿亭」の「スペシャル鶏チャーシュー麺 辛味噌(みそ)」(1,600円)

「ハラルラーメン新宿亭」の「スペシャル鶏チャーシュー麺 辛味噌(みそ)」(1,600円)

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 「ハラルラーメン新宿亭」(新宿区四谷1、TEL 070-9006-1802)が四谷にオープンして、11月4日で2カ月がたつ。

「ハラルラーメン新宿亭」のラーメン

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 ハラルとは、イスラム教において食べることが許されている食品や料理。店主の大塚賢さんは、海外在住の知人から、ハラルについて聞いたことがきっかけで店を開いた。「日本にはハラルレストランが少なく、イスラム教徒が困っていると聞き、何かできるのではと考えた。特にラーメンは、『食べたいのに食べられない』というイスラム教徒たちが多いことを知り、専門店として店を構えた」と経緯を話す。

 全メニューで豚肉やアルコールを一切使わない。「鶏辛味噌(みそ)ラーメン」(1,200円)、「スペシャル鶏チャーシュー麺(しょう油・塩・辛味噌)」(1,500円~)などのほか、唐揚げ丼(1,300円)なども提供する。ラーメンのスープは鶏やカツオのだしを使う。「シンプルで、どこか懐かしさを感じるラーメンだが、鶏などのうまみも濃く、食べ応えがある」という。

 しょうゆなどの調味料もハラル認証を受けたものを使う。「ハラル認定を受ける調味料にはさまざまなルールがある。生産段階におけるアルコールの発生も避けなければならず、製造ラインも通常の調味料と別でなければいけない。一方で、味は通常と変わらずコクなどもあるので、どなたでも満足いただけるはず」とも。

 大塚さん自身もイスラム教徒とは接点が少なかったが、今は店を通して異文化に親しみを持つことも多いという。「お客さまはとてもフレンドリー。観光客の方が日本滞在中に何度も訪れていただいたり、お客さま同士が店で顔を合わせ、気づいたら仲良くなっていたりと、ほほ笑ましいことも多い」とも。日本人客もいることから、「ラーメン自体を味わっていただくのはもちろん、異文化体験の一環としてハラルラーメンを試したり、ほかのお客さまと交流したりと楽しみ方はさまざま。ぜひ一度足を運んでいただければ」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~22時。水曜定休。

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