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ものづくり体験ショップ「てならい堂」、神楽坂で移転 規模拡大で

「てならい堂 神楽坂ストア」店内の様子

「てならい堂 神楽坂ストア」店内の様子

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 日本の伝統工芸にまつわるものづくり体験を販売するウェブショップ「にっぽん てならい堂」の実店舗が規模を拡大し、「tenaraido kagurazaka (s)store(てらない堂 神楽坂ストア)」(新宿区矢来町)として、7月11日、神楽坂で移転オープンした。

「てならい堂 神楽坂ストア」ワークショップの様子

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 「作り手から五感を使って学ぶこと」「買わないことを売る」をコンセプトに、2020年に店を構えてから、多くの体験型イベントやワークショップを開いてきたという同店。担当の丸山貴平さんは「ワークショップの数も増えたことから、より適した環境を整えるため移店を決めた。同時に店名も『ひみつの小店』から、神楽坂に根付く店として『神楽坂ストア』に改めた」と話す。店内では日本各地で作られた、「長く使える」生活雑貨などを販売する。

 店奥で開くワークショップは、金継ぎ体験や和ろうそく作りなどさまざま。店主やスタッフが全国を巡り、出会った職人から技術を学んでいるという。「生活に寄り添うようなものづくりを中心に開いている。ワークショップのハードルを下げ、気軽にチャレンジしてほしいという思いから、予約不要で体験できる有田焼の豆皿作り(4,400円)や鋳物スプーン作り(5,500円)なども常時用意する」とも。そのほか、参加者が工場に出向き、職人から直接学ぶワークショップなども人気があるという。

 金継ぎでの器修理や包丁、鋏などの研ぎ直しなどのメンテナンスを受けることも可能。丸山さんは「一つ一つ人の手で作られたものを丁寧に長く使う暮らしを提案する。フラリと立ち寄っていただくのはもちろん、生活の中で困ったことなどもあれば、ぜひ相談いただければ」と来店を促す。

 営業は火曜・土曜・日曜の11時~18時。

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