「Cafe 1 Part(カフェワンパート)」(新宿区水道町2)が規模を拡大し、同じく江戸川橋に移転オープンして、6月24日で2カ月を迎える。移転後の席数は、カウンター=8席、テーブル=6席。
店主でバリスタの春日智平(ともへい)さんは、生活の一部分に「ホッとできる空間や時間を提供したい」と考え同店を開いた。春日さんは「以前の店では、ありがたいことに多くのお客さまにお越しいただき、コロナ禍でもテイクアウト需要でリピートいただく方も増えた。店が手狭になったこともあり移転を決めた」と話す。新店では席数が増えたことや、新たにオンラインでの予約システムを導入したことで「よりスムーズな対応が可能になった」という。
オープン当初と比べてスイーツのレパートリーを30種類ほどに増やした。中でも山政小山園(京都府宇治市)の抹茶粉を使う「抹茶テリーヌ」(850円)と、北海道産のクリームチーズを採用した「バスクチーズケーキ」(650円)は買い求める客も多く、SNSなどでも反響が大きいという。「スイーツは日替わりで8種類ずつ提供する。お客さまにSNSなどで投稿いただくことも増え、早々に売り切れてしまうこともある。試行錯誤を繰り返し、合わせる素材や分量、焼き時間などを工夫したので、おいしいと喜んでもらえるとうれしい」とも。そのほか「レトロプリン」(600円)や「シフォンケーキ」(500円)なども提供する。
ドリンクメニューは「カフェラテ」(600円)、「ハンドドリップ」(650円)のほか、「レモネード」(600円)や「抹茶ラテ」(650円)など、コーヒー以外のドリンクも多く提供する。抹茶ラテには抹茶テリーヌと同じ抹茶粉を使い、何度も漉(こ)すことできめ細かな口当たりを実現したという。「コーヒー好きでもそうでなくても、多くの方がゆっくり一息つけるような場所を目指したい。店が以前より広くなったので、より快適に過ごしていただけるはず。おいしいドリンクとスイーツを楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は10時~17時。火曜・水曜定休。