神楽坂伝統芸能「第14回 神楽坂落語まつり」が6月25日と7月1日、赤城神社(新宿区赤城元町)で開催される。
2009(平成21)年より行われてきた同イベントは、落語家の古今亭菊之丞(ここんていきくのじょう)さんがプロデュースする落語会。今年は初めて若手落語家をメインとした演目を披露する。
6月25日の昼席は、物まねの江戸家小猫の五代目江戸家猫八襲名を、若手講談師や菊之丞さんが加わり祝う。夜席は、昨年に真打昇進を果たした十代目入船亭扇橋(いりふねていせんきょう)さん、八代目柳亭小燕枝(りゅうていこえんし)さん、春風亭一蔵(しゅんぷうていいちぞう)さんが高座を務める。
7月1日の昼席は、柳家喬太郎(やなぎやきょうたろう)さん、菊之丞さんによる「喬太郎 菊之丞二人会」、夜席は「笑点」の新メンバーでもある春風亭一之輔さん、若手女性落語家の蝶花楼桃花(ちょうかろうももか)さんによる「一之輔 桃花二人会」を上演する。
菊之丞さんは「50日間大入り満員で、襲名披露を大成功させた江戸家猫八をはじめとした、今勢いのある若手芸人ばかりが集結した。旬の芸を楽しんでほしい」と来場を呼びかける。
開演は、昼席=13時30分、夜席=18時。チケットは、6月25日=4,000 円(当日4,500円)、7月1日は完売。