台湾朝食専門店「wanna manna(ワナマナ) 飯田橋サクラテラス店」(千代田区富士見2、TEL 03-6380-8646)が4月7日、飯田橋にオープンした。同店は大阪に1号店を構え、東京への出店は初めて。席数は40席。
飯田橋への出店のきっかけは、「都心ながらも川が流れ、どことなくゆったりとした環境が1号店の位置する大阪南森町に似ていた」ことから。「東京でも台湾朝食を提供したいという思いがあった」という。小椋大也(おぐらだいや)店長は「台湾では朝食を外で食べる文化がある。朝食は一日の元気の源であり、生活に欠かせない食事だからこそ、台湾朝食を通じて皆さんに元気を届けたい」と話す。
提供する朝食は、台湾直輸入の食材を使い、台湾の伝統的な調理製法を採用する。メニューは生搾り製法で作る豆乳「自家製トウジャン」(300円~)をはじめ、複数の具材ともち米が特徴の台湾式おにぎり「ジャオパイファントゥアン」(420円)、店で搾る温かい豆乳を黒酢でゆるく固めた台湾式豆乳スープ「シエンドウジャン」(520円~)など。蒸しパンを揚げ、練乳をかけた揚げマントウ「ヂャーマントウ」(450 円~)も人気だという。
台湾朝食は、朝だけでなく終日提供する。「台湾で日常的に広く食べられている朝食を、昼も夜も食べていただける。カフェ感覚で気軽に台湾朝食をぜひ味わってほしい」と話す。