江戸川橋にワークショップ開催やワイン販売なども行う生花店「Atelier Floralies(アトリエフロラリー)」(文京区関口1、TEL 03-3269-0465)がオープンして、2月3日で4カ月を迎える。
店主は、草月流師範でフランス大使館などの花を生けた経験を持つルーセル仁美さん。フランスで花の仕事に携わり、帰国後に自宅でいけばな教室を始めたことをきっかけに、日本でフロリストとして活動を始めた。南青山のワインバー「アペロ」や、飯田橋のフランス文化センター「アンスティチュ・フランセ東京」などでも担当しているという。利用者や近隣住民からの要望もあり同店を開いた。
ルーセルさんは「関東に住む外国人同士の交流はもちろん、海外が好きな方、イベントが好きな方などの輪をさらに広げたい。フランス語や英語を使って花を生けるワークショップも、さまざまな側面から文化体験をしたいと考える方のニーズを捉えた。フラワーショップの垣根を越えた取り組みとして、花を生けた後にワインをテイスティングするワインショップとのコラボワークショップも人気」とも。
オーダーブーケは予算に応じて対応する。取り扱う花はダリアやガーベラ、バラなど。枝物なども多く用意し、「フランス特有の華やかな色合わせのアレンジ」が特徴という。
ワークショップはビジター利用も可能。「コロナ禍で人とのコミュニケーションが難しくなったが、当店の花やワインを通して、触れ合う機会を大切にしてほしい。当店が人と人をつなぐ架け橋になれれば。流儀を学ぶことはもちろん、気軽にチャレンジしてみたいという方も歓迎」と笑顔で話す。
営業時間は10時~21時。火曜定休。