食べる

市谷のDNPカフェで冷凍ケーキ販売開始 ケーキの食品ロス減らす

手のひらサイズのテンミニーツは、10分で解凍できる

手のひらサイズのテンミニーツは、10分で解凍できる

  • 4

  •  

 市谷の大日本印刷内の「問いカフェ」(新宿区市谷田町1、TEL 050-3170-0903)が10月28日、冷凍ケーキ「10mineets(テンミニーツ)」の販売を始めた。

「問いカフェ」テンミニーツ6種類

[広告]

 「サステナブル」をコンセプトに掲げる同カフェは、ケーキの食品ロスを減らしたいと考える「Cake.jp(ケーキジェイピー)」(新宿区)と思いが一致。マーケティング会社「アットテーブル」(品川区)と共に3社で新たなスイーツの開発と販売に取り組む。

 テンミニーツ最大の特徴は10分で解凍できる点。「特殊な技術を施すことで短時間での解凍と品質維持を可能にし、できたて同様の味を持続した」という。担当の金子さつきさんは「冷凍ケーキは味が落ちるイメージがあるかもしれないが、テンミニーツは違う。カフェでの提供も、事前準備の作業負荷の軽減が期待できる。冷凍で1週間の保存が可能なことから廃棄リスクが減り、大きなメリットをもたらす」とも。

 ケーキは、ショートケーキ・ティラミス・モンブラン・フロマージュ・ムースショコラ・フランボワーズ(以上495円)の6種類。大きさは約5センチ×5センチ。金子さんは「食べたい時に食べる分だけすぐに解凍できるので、さまざまなシーンで買い求める客も多い。当カフェでの販売を通して、身近なフードロス削減について考えてもらうきっかけになれば」と話す。今後も社会課題の解決につながる新たなスイーツの開発・販売に取り組んでいきたい」とも。

 営業時間は10時~20時。日曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース