九段南に英会話カフェ&バー「CHATSHACK(チャットシャック)」(千代田区九段南2、TEL 050-3395-1280)がオープンして2カ月がたった。オープン日は6月7日。
オーナーは、八木俊祐さんとカナダ出身のマットさん。留学経験のある八木さんは当時、現地のカフェなどでコミュニケーションすることで英会話が上達したと実感したという。帰国後、日本で同じような場所を探したが見つからなかったという。「英語を話せるカフェはあったが、正しい英語を学ぶという観点では、なかなか適当な場所が見当たらなかった。英会話スクールとも異なる、気軽に学習できる場所が日本に必要なのでは、と考えたのがきっかけ」と話す。
同時期に教師経験のあるマットさんと出会い、同じ考えを持っていることを知り意気投合。マットさんもまた、日本で暮らす中で、カジュアルな英語学習場所の必要性を感じていた。「日本の英会話スクールで教師をしていたが、教師の視点からも、日本には気負いせず学べる場所がないことに疑問を持っていた」とマットさん。
同店は、英語指導経験のある講師が常駐し、予約不要で、講師やその場に居合わせた客とコミュニケーションを取れるという。「ただ会話するだけでなく、レベルに合わせたトピックやゲームなど200以上のコンテンツを用意している。メールでフィードバックなども受け取れるので、英語学習という点でも手厚くサポートする」とも。日中は、30分=1,000円で、コーヒーと紅茶が飲み放題。夜は、時間無制限=2,500円、ワンドリンク付き。メニューは、フライドポテトにグレイビーソースやチーズをかけたカナダの定番料理「プーティン」(700円)など、会話をしながら食べられる軽食を用意。ドリンクは、日本のドラフトビール(500円~)などのアルコールもそろえる。
利用客はキャリアアップや旅行、異文化を知りたいなど、英語に興味を持つ理由はさまざま。要望に合わせて1対1でのプライベートや定額制のマンスリーパスのほか、無料のトライアルも用意する。「英会話は、小さな成功体験の積み重ねが大切。当店で気負いせずに『自分の英語が伝わる』自信をつけてもらうことが英語習得への近道。気軽に立ち寄り、英語に触れてほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~23時(日曜は14時~)。月曜定休。