神楽坂まち歩きイベント「Jane’s(ジェーンズ) Walk in Kagurazaka 2022」が4月29日、開催される。主催はNPO法人「粋なまちづくり倶楽部」。
予約不要で誰でも参加できる同イベント。当日は神楽坂毘沙門天境内で10時45分から受付を行い、一つのコースを選択して、グループごとにテーマを持って街を歩く。主案内人は同NPOのメンバーが務める。各コースにNPO法人「景観デザイン支援機構」のメンバーが参加し、歩きながら景観面などの解説を行う。
ジェーン・ジェイコブス(1916~2006)はジャーナリストであり、ヒューマンスケールでコミュニティー主導のまちづくり活動の実践的なリーダー。同イベントは、ジェイコブスの生誕100年を記念して、誕生日である5月4日前後に世界約200の都市で行われている。日本では2017(平成29)年から中野、向島、神楽坂などで行われてきた。2020年、2021年はコロナ禍のため中止していたが、2年の時を経て再開する。「Jane’s Walkは、ジェーンの視線をもってまちを歩き、その良さを再確認する。テーマを持って地域を歩き、改めてまちの良さや課題を確認し共有しましょう」とも。
コースは、「まちのルールとその効果」「新旧・職住の混在」「高低差を楽しむ神楽坂ウォーク」「江戸からある道、戦後にできた道」「楽坂とフランス」「神楽坂の食とサステイナビリティ」「車いすで体験する神楽坂」「大久保通り拡幅と沿道まちづくり」に分かれている。
参加無料。少雨開催(天候が不安定な場合の開催有無は当日朝8 時、粋なまちづくり倶楽部のホームページで知らせる)。