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「神楽坂茶寮 本店」が移転 目の前で仕上げる抹茶生搾りモンブランなど提供

新メニュー「抹茶の生絞りモンブラン」

新メニュー「抹茶の生絞りモンブラン」

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 「神楽坂茶寮 本店」(新宿区神楽坂3)が3月18日、移転オープンした。同ブランドでは初めての2階建て店舗。経営はアヤカンパニー(千代田区)。

「神楽坂茶寮 本店」抹茶生絞りモンブランの仕上げ

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 新店は神楽坂のかくれんぼ横丁の一角にある。小口(おぐち)欽也社長は「花街の風情を感じられる、神楽坂らしい通りに本店を構えることができた。石畳にたたずむこの一軒家は、元からある建物をリノベーションし、歴史あるものと新しいものを掛け合わせた印象を持つ。今回の店では『ライブ感』をキーワードに、目の前で料理を仕上げて提供するなど、味覚以外でも楽しんでいただける。2階は光窓や植物を取り入れ、室内に居ながらも外の明るさを感じてもらえる空間を作りたかった」と話す。

 メニューは「日本のお茶セット 抹茶の生絞りモンブラン 碧羅(へきら)」(2,200円)、「日本のお茶セット スイートポテトタルト」(1,320円)などの和スイーツをはじめ、「とろ湯葉卵とじ御膳」(1,320円)などの食事メニューの数も増やした。モンブランは、仕上げの段階である搾り工程をカウンター席から見ることができる。「モンブランのクリームは、京都宇治抹茶と栗の自家製クリーム。クリームの中には季節のソースや渋皮栗などの要素を取り入れる。カウンター前で一つ一つ搾るので、その様子も楽しんでもらえれば。スイートポテトタルトも店内のオーブンで焼き上げるので、できたてを提供できる」とも。

 広報の下条亜莉沙さんは「茶寮らしさを残しつつ、バリエーションを増やし、よりさまざまなシーンで利用しやすくなった。特に茶や抹茶に力を入れており、新たに提供を始めた京都の濃口煎茶『富久珂(ふくか)』をはじめ、静岡や鹿児島などの茶の産地から茶葉を仕入れている。店内にも茶釜を置くなどして、和スイーツとお茶を楽しんでもらえるよう工夫を施した。和モダンな雰囲気の中で、ゆっくりと時を過ごし、お茶をより身近に感じていただければ」とほほ笑む。

 営業時間は11時30分~23時。

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