神楽坂に3月1日、焼き肉創作料理専門店「MANZOQKU(マンゾク)」(新宿区神楽坂4、TEL 03-6228-1133)がオープンした。経営はインプレックス(新宿区)。席数は14席。
神楽坂「MANZOQKU」=「極上A5和牛レアステーキとチーズのみそ漬け」
堀川和秀社長は「当社は神楽坂にイタリア料理店を11年前にオープンしてから今に至るまで、社員一丸となって歩んできた企業。神楽坂にゆかりがあり、上質な肉を仕入れられる環境もある。以前から焼き肉業態をやってみたいという気持ちがあり、この度、当店のオープンを決めた。本多横丁にあるイタリアン『ムッカリーナ』を経営していることもあり、私たちらしいイタリアンを取り入れた焼き肉という新ジャンルを作った。店名の『MANZOQKU』もイタリア語と日本語を掛け合わせた言葉。『Manzo』はイタリア語で牛肉の意味。Qualityの『Q』を取り入れて、当店の肉料理で満足してほしい、という気持ちを込めた」と話す。
メニューは、「極上A5和牛の炭火焼き」(50グラム 850円~)をはじめ、「ムッカリーナ特製トマトソースを使った極上A5和牛と白子の麻婆豆腐仕立て」(1,620円)、「フィレンツェ風極上A5和牛トリッパの煮込み」(1,280円)など。焼き肉のたれにもバルサミコ酢を使用するなど、イタリアンの要素を取り入れている。「『極上A5和牛』とは、A5ランクの牛肉の中でも希少と言われる、10~12等級に絞った黒毛和牛の雌のみを仕入れていることから」とも。
料理長の野一色彰さんは「焼き肉業態の店をオープンするに当たり、実際に焼き肉屋でノウハウを身に付けた。料理に関しては、ワインとのマリアージュを考えながらメニューを提供している。系列店のムッカリーナがイタリアンワインを中心に取りそろえているのに対し、当店は日本のワインや酒を提供しており、より和の要素が強い品ぞろえ。メニューは全て無添加で、安心して召し上がっていただける」とも。
「焼き肉屋でありながら、ワインと創作料理を楽しめる店は他に無いのでは。肉と酒が好きな方に愛されるような店になれれば。ぜひ足を運んでもらい満足してほしい。今後も、より多くの業態で質の良い肉を提供していければ」と意気込みを見せる。
営業時間は、ランチ=11時~14時30分、ディナー=17時30分~23時30分。日曜定休。