神楽坂に肉専門料理店「神楽坂 囲炉裏(いろり) 肉よろず」(新宿区津久戸町、TEL 03-3528-9750)がオープンして1カ月がたった。オープン日は1月20日。席数は、カウンター=21席、テーブル=12席。
「純生 牛肉刺し オリーブ牛リブロース」= 神楽坂「神楽坂 囲炉裏 肉よろず」
経営は、精肉事業や飲食店事業、不動産事業などを手掛けるRHグループ(三鷹市)で、飲食店の経営・企画・総合プロデュースを手掛けるアドリープ(三鷹市)。精肉店・飲食店・通販サイトを総合的に展開する肉のセレクトショップ「肉よろず」を立ち上げ、フラッグシップショップとして同店を開いた。2月9日は国産ブランド牛の精肉ギフト専門オンラインストア「NIKUYOROZU」を立ち上げ、5月頃に三鷹市で精肉店を併設した肉料理レストラン「かまど焼 肉よろず」を展開する予定。
CEOの竹松弘光さんは「店舗運営・施工・肉の卸しから調理までグループ内で完結している。冷凍していない肉を提供できるため、新鮮な肉の素材を楽しめる。オンラインストアや肉事業を通して『肉よろず』ブランドを確立させていくのが目標。当店を通して、地域の皆さまと共に歩んでいきたい」と意気込みを見せる。
同店は、生食用食肉取扱者の認定を取得しており、「純生牛肉刺し」「純生ユッケ」「雲丹肉の手巻き」などの生食メニューを用意している。香川県産「オリーブ牛」をはじめとした産地直送のブランド和牛や、イチボランプやサーロインなどの部位も提供。その日の仕入れによって「お薦め」が変わる「本日の肉よろず」メニューでは、リブロースや牛タンなどの肉刺しを日替わりで用意する。店内中央にあるいろりで、肉を串に刺して「原始よろず焼き」を焼き上げるのも特徴。
店名の「よろず」の言葉には、「多種多様な肉の豊富な部位を楽しめる」という意味が込められている。看板やのれんの毛筆体は、真打ちの落語家、三遊亭志う歌さんが描いた。
メニューは、「肉よろず赤身モモコース」(6,000円)、「肉よろずイチボランプコース」(6,600円)、「肉よろずサーロインコース」(7,100円)、「焼きすき赤身モモコース」(8,000円)、「焼きすきイチボランプコース」(8,600円)、「焼きすきサーロインコース」(9,100円)。お薦めの単品メニューは「赤身の純生牛たたき」「純生ユッケ」など。
営業時間は17時~23時30分。