日本カメラ博物館(千代田区一番町)で現在、「いまも変わらぬ魅力 二眼レフカメラ展」が開催されている。
日本カメラ博物館で特別展「いまも変わらぬ魅力 二眼レフカメラ展」二眼レフカメラタワー
同展では、二眼レフカメラを300点以上展示。初期の乾板用木製二眼レフカメラ、「ローライフレックス」をはじめとする二眼レフカメラの数々、6×6判以外の各種フォーマットの二眼レフカメラ、近年までの二眼レフカメラの通史を実機で見ることができる。
同館担当者は「メーカー別、国別に多様な機種を紹介しているのはもちろん、全盛期にはカメラの頭文字がAからZまでほぼそろうといわれた国産二眼レフカメラを、実際にJ、U、Xを除くAからZまで並べたコーナーや、二眼レフカメラを一堂に並べた二眼レフタワーなど、人気の具合や隆盛をビジュアル的に感じることができる。今のカメラと違う撮影の仕方が楽しめる、二眼レフカメラをこの機会にぜひ知っていただければ。『こんなにも人々を魅了したカメラがあったんだ』と二眼レフカメラの魅力を感じていただければ」と話す。
今回展示する資料を収めた図録(1,200円)は、同館受付とサイトで販売する。
開館時間は10時~17時(GW期間中の4月29日~5月8日は開館)。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日休館)。入館料は、一般=300円、中学生以下無料ほか。