靖国神社（千代田区九段北3）が、7月に行う「みたままつり」に向けて1月11日から献詠歌・献詠句を募集して1カ月がたった。

靖国神社「みたままつり」預選句披露の様子

　同神社の献詠歌は1914（大正3） 年から、献詠句は1958（昭和33）年から行われている。祖国の平和と繁栄を願い一命をささげた「み霊」を慰めるため毎年、献詠歌・献詠句を募集している。応募のあった献詠の中から、預選歌は6月29日の御創立記念日に古式によって披講し、預選句は7月13日からの「みたままつり」で披露する。

　献詠歌・献詠句担当の崇敬奉賛課担当者は「かしこまらずに気軽に応募してもらえたら」と呼び掛ける。

　献詠歌の今年の兼題は「子」。応募は1人1首で、未発表の歌に限る。受付は4月15日まで。献詠句は、1人各季1句、通季5句として献句する（新年・春季・夏季・秋季・冬季の計5句）。各季とも一般雑詠とし、未発表の句であること。受付は4月30日まで。