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神楽坂に焼き鳥メインの懐石料理店「とりや 蝦名」 旬の食材で日替わりコース

「神楽坂 とりや 蝦名」外観

「神楽坂 とりや 蝦名」外観

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 神楽坂に10月16日、懐石料理店「神楽坂 とりや 蝦名(えびな)」(新宿区神楽坂2、TEL 03-5579-2235)がオープンした。席数は8席。

「神楽坂 とりや 蝦名」店内

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 同店は、秋田の比内地鶏を使った焼き鳥をはじめ、豊洲から仕入れる鮮魚や神奈川三浦の新鮮野菜など、国産の旬食材を使った料理を日替わりコースで提供する。

 店主の蛯名俊幸さんは以前、南浦和で「旬菜和洋うさみ」を経営していた。次の独立場所を探したところ、神楽坂に行き着いたという。

 秋田の食材を仕入れるようになったきっかけは、「昔、秋田の方々に接待していただいて、北の食材を東京でも使ってほしいと話があった。現地の農家やマタギの方の話を聞き、さまざまな食材を見せていただいた。秋田の山菜や根菜は他県に負けないくらい野菜がおいしい。養鶏場にも行き一から育てている愛情に心打たれ秋田の食材を広めたいと思った」と話す。

 メニューは、5,500円と8,250円のコースのみ。いずれもボリュームは同じだが、8,250円の方は食材の内容がグレードアップする。シメは土鍋ご飯と漬物で、食べきれなかった場合はおにぎりにし竹の皮に包んで持ち帰ることができるという。

 「食事に合った酒を提供したい」と、日本酒15種類ほどを取りそろえる同店。その日に出している日本酒を手書きで書き出したものを渡すが、好みに合わせて提供するという。

 蛯名さんは「気軽に店をやっているので、お客さんも気軽にお越しいただければ。内装は、全部前を向いて誠心誠意仕事ができるようにカウンターにした。全席カウンターの8席のみなので、少人数会食やデートにも利用いただければ」と話す。

 営業時間は17時30分~翌2時(24時以降は予約のみ対応)。

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