人気テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(TBS系列)に登場する中華料理店「幸楽」(設定=新宿・曙橋)の隣に洗濯代行店「らくらく」がオープンした。
同店オープンは、洗濯代行サービス「DeliWash(デリウォッシュ)」を運営する創楽(千代田区)と同番組のコラボレーションで実現したもの。洗濯代行サービスとは、個人や法人から洗濯物を預かり、洗濯・乾燥・たたみを代行するサービスで、専用のランドリーバックに「詰め放題」の定額制システムの導入や、従来のクリーニング店とは一線を画したカフェ風の店舗などが特徴。現在、阿佐ヶ谷店(杉並区)、用賀店(世田谷区)、橿原店(橿原市)、若久店(福岡市)、勝田台店(八千代市)、船橋駅南口店(船橋市)の全国6店舗を展開している。
実店舗では、独身会社員や共働き世帯、マタニティー世帯、介護世帯などの利用者がおり、ライフスタイルの多様化やワークライフバランス、家事の分担化などが進む現代を反映している。こうした点から、新しい生活習慣として「洗濯代行サービス」がドラマの脚本で取り上げられ、同社が監修・協力を行うことになった。
劇中では、幸楽の店主である「小島勇」(角野卓造さん)の妹「久子」(沢田雅美さん)が、新しい事業を起こすという設定で6月12日放送分の第11話で店舗をオープン。ドラマ内の店舗には、洗濯機や乾燥機、店舗の外観やデザインなど、「DeliWash」の実店舗を忠実に再現した。
同社の廣川哲也社長は「洗濯代行サービスはアメリカで始まったサービスで、日本ではまだなじみがない。人気ドラマとコラボレーションすることで多くの人たちに広まれば」と期待を寄せており、「(第11話放送後には)個人ユーザーや法人からの問い合わせも入ってきている」と早くも手応えを感じている様子。同店舗は、来年3月末の最終話までの登場を予定している。
洗濯代行店「らくらく」の店内(関連画像)渡鬼「幸楽」に最も似ているラーメンが判明-ドラマ設定の曙橋周辺で(市ケ谷経済新聞)好調「ごくせん」から「熊井ラーメン」商品化-セブンやヨーカ堂で販売(市ケ谷経済新聞)DeliWashTBS「渡る世間は鬼ばかり」