奥神楽坂にあるボードゲームカフェ「RE:ALL(リオール)」(新宿区天神町)が12月31日で休業。同店は2018(平成30)年11月4日にオープンし、2年間営業していた。
店長の安部さんは現役大学生ながらも店舗を営業。4月から4年生になることもあり、やむを得ず店をやめることに。コロナ禍のこともあり、売り上げも下がってしまったことが痛手となった。「せっかくここにボードゲームができる場所があるので、完全に潰してしまうのはもったいない」ことから、新しくボードゲームカフェ&バーとして、元アソビCafe店長のヒガさんが「10billionpoint(テンビリオンポイント|100億点)」の店名で店を引き継ぐ。
安部さんは「2年間だったが利用していただいた方々には感謝の気持ちでいっぱい。僕自身も混ざってゲームをする機会も少なくなかったので、一緒に楽しませていただいたことにもすごく感謝している。ここでボードゲームを知っていただいた方も、僕が紹介したゲームをきっかけにハマった方もいるかもしれないので、そうした方にはここだけではなく、いろいろなボードゲームカフェで遊んでいただいて、ボードゲーム界を盛り上げていってくだされば」と話す。
「初心者でも遊びやすいのはバランスゲームの『キャッチ・ザ・ムーン』と、人狼ゲームと少し似ている『インサイダー・ゲーム』がお薦め」とも。
店名の「RE:」は「1回来た人がもう1回来てくれるように」。ALLには「いろいろなゲームを全部遊んじゃいましょう」という意味を込めて名付けたという。店内は青色で統一しており、壁面はフローリング材で作り、まるで床にゲームが置かれているかのようなディスプレーが特徴の空間になっている。壁のディスプレーはそのまま新店に引き継ぐ。
「テンビリオンポイント|100億点」のオープンは2月8日予定。