神楽坂にオフィスを構えるクリエーティブ会社「モルスハルス」(新宿区神楽坂6)が制作したモグラのマスコット「モグハル」500体が赤城神社(赤城元町)で祈とうを受けた。
同社はニュースサイト「市ケ谷経済新聞」を運営しており、祈とうされたモグハルのぬいぐるみは、取材先の御利益を願い1体ずつ贈る予定だ。
小原社長は「モグラは土に生息していることから、その土地に根付く縁の下の力持ちという意味を持たせた。土地にしっかりと根付き続けてほしいという願いに加え、由緒ある赤城神社で祈とうしてもらうことで、招き猫やだるまのように、このかいわいの商売繁盛の象徴となってほしい。新型コロナウイルスの影響で経済が不安定な今だからこそ、モグハルを通して神楽坂を応援したい。取材先の企業や店に温かく迎えていただき、少しでも明るくなってくれれば」と期待を込める。
祈とうの際、500体のモグハルを一斉に並べた。同神社関係者は「こんなに参加者の多い祈とうは初めて。とても大人しくていい子たちだった」と話す。