季節のパフェとノンアルカクテルを提供するパフェバー「agari(アガリ)」(新宿区矢来町)が9月7日、神楽坂にオープンした。
「パフェは若い人が食べるもの、バーは大人が行くところ。 でも本当は、いくつになってもパフェは食べたいし、お酒が飲めなくたってバーには行きたい。ささやかな、でもずっと心にしまっていた願いをかなえる場を作った」と店主の佐野さんが話す。席数は12席。
当初は、店主が生まれ育ったニューヨークで日本の素材を使って作るアイスクリームの店を始める予定だった。しかし、コロナのため動けなくなり、まずは日本で何かを始めようと考え、「こんな時世だからこそ、皆さんの心が明るくなるようなことをしたい」と思ったのが開業のきっかけになったという。
店名の由来は、元々店主の実家の家紋が藤上がりだったことにヒントを得て、「雨あがりや仕事上がりに皆さんが少し心を休めて、気分が上がるような店になれたら」という思いで「agari」と名付けた。パフェを食べた後、ホッと一息ついてもらえるよう、「上がり」として日替わりのお茶を出している。
メニューのパフェについては、スイーツセラピストのジョナサンさんが全てのパーツを手作りしており、季節のパフェ(1,800円)、月替わりのパフェ(1,600円)、夜のミニパフェセット(1,900円)を提供。17時以降は夜メニューとなり、ミニパフェのみ。ドリンクについては、未成年や妊婦など、お酒が飲めなくても「バーに出てくるようなドリンクを飲むことができる」という。
営業時間は11時~22時。不定期での営業のため、ホームページやインスタグラムでの確認を勧めている。