バレンタイン前の時期にチョコレートを通して児童労働やSDGsを考える4つのセミナーが、JICA市ヶ谷ビル(新宿区市谷本村町)で開かれる。主催はJICAなど。
2月5日には「SDGsとチョコレート~持続可能な未来のためにできること~」を行う。JICAは持続可能なカカオ産業(サスティナブル・カカオ)というテーマの下に「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」を2020年1月に設立した。同イベントではさまざまな企業やNGOの取り組みを紹介する。開催時間は15時~17時。定員100人、入場無料、申し込み締め切りは2月3日。
2月8日には「児童労働とカカオ・チョコレートの博物誌」をテーマに勉強会を行う。主催は国際協力レポーター・ODA民間モニター OG・OB会。本勉強会では、特に深刻な状況にあるといわれるカカオ豆生産地における児童労働を取り上げ、その現状や対策などを一緒に考える。開催時間は13時~17時30分。対象は高校生以上、定員は先着30人、入場無料。
2月9日には、小学生を対象に「子どもがはたらくってどんなこと?~チョコレートのうらがわ~」(開催時間=11時~12時、定員=先着40人)を、中学生以上を対象に「チョコレートから見える世界のコト」(開催時間=14時~15時30分、定員=先着30人)をそれぞれ行う。同イベントでは児童労働を行う子どもたちについての話とカードゲームやロールプレー体験を通して児童労働の現状と、自分たちとのつながりを考えてもらう。入場無料。