「コリアン・シネマ・ウィーク2019」が10月29日~11月2日、韓国文化院ハンマダンホール(新宿区四谷4)などで開催される。主催は駐日韓国大使館 韓国文化院。
東京国際映画祭の提携企画としてスタートした同イベントは今年で19年目を迎える。毎回、日本未公開の作品を中心に幅広いジャンルの最新作や話題の韓国映画の上映とゲストによるトークショーなどを通じ、韓国の多様な文化や社会、韓国人の情緒などを紹介する。
日本初上映作品は、互いに認知症を患う老夫婦の温かい愛を描いた「ロマン」(2019)と、娘を失った女性が過去にさかのぼって生きることになるタイムトラベル映画「また、春」(2019)の2作品。ほかにも日本でも映画化された伊坂幸太郎さんの同名の人気小説をアクション作品としてリメークした「ゴールデンスランバー」(2018)、同じく日本で映画化された市川拓司さんのベストセラー小説をリメークしたファンタジック・ラブストーリー「Be with you~いま、会いにゆきます」(2018)など、最新韓国映画を上映する。
オープニングイベントは、11月15日から全国で順次公開する、韓国で大ヒットしたイタリア映画「おとなの事情」をリメークしたブラック・コメディー「完璧な他人」(2018)を、劇場公開に先駆け紹介するプレミア先行上映会として「シネマート新宿」で開催する。
韓国文化院での上映会は事前申し込み・抽選制、定員300人。入場無料。プレミア先行上映会(シネマート新宿)は全席販売(前売り・当日とも1,800円)。