桜の名所として知られる千鳥ヶ淵周辺を会場にした「千代田のさくらまつり」が3月27日~4月7日の10日間にわたり開催される。主催は千代田区と千代田区観光協会。
1954(昭和29)年より開催され、毎年100万人もの観桜客が来場する同イベント。期間中は千代田区内の桜スポットでさまざまな企画・催しが行われる。
特に約260本の桜が咲く千鳥ヶ淵では、太陽光発電の電力を使い、LED電球を用いた700メートルにわたる「千鳥ヶ淵緑道」の夜桜ライトアップや、お濠(ほり)の水上から桜を楽しむことができる「千鳥ヶ淵ボート場」の夜間特別運営などを実施。「江戸東京ガイドの会」会員による「千鳥ヶ淵無料桜ツアー 桜さんぽ」も行われる。
千代田区内の桜名所を周遊する桜巡りバス「さくらカルガモ号」は今年2コースに増え、範囲も拡大。丸の内地区を無料巡回する丸の内シャトルもルートを延伸して「さくら祭り号」を運行する。
両バスとも3月30日・31日限定で、運行時間は、30日=10時~18時・31日=10時~17時。
夜桜ライトアップ開催時間は18時ごろ~22時。開催日程や時間は開花状況によって変動する場合がある。ウェザーニュースによる千鳥ヶ淵の満開予想は3月30日。