信濃町にある民音音楽博物館(新宿区信濃町)で現在、企画展「子どものための世界民族楽器展」が開催されている。昨年、夏休み期間限定だった同展は期間延長希望の声に応え今年は10月まで開催する。
同展では、アジア、アフリカ、ラテンをはじめ世界各国から生活の周りにあるさまざまな素材から作られた珍しい楽器の実物約150点を、気鳴楽器、弦鳴楽器、体鳴楽器、膜鳴楽器の4つに分けて展示。それぞれの国や地域の特徴を、楽器を通じて学べるようにしている。展示物は実際に手に取り音を出すことができるため、楽器の音が出る仕組みを体験しなら学習できる。
常設展の古典ピアノ室では400年以上前の「ピサ・チェンバロ」(1580~1600年ごろ 伊ピサ製)をはじめ貴重な古典ピアノの生演奏を聴くことができる。自動演奏楽器展示室では世界最大級のディスク型オルゴールの演奏も聴ける。
開館時間は11時~16時(日曜・祝日は10時~17時)。月曜休館(祝日は開館、翌日休館)。入場無料。10月14日まで。