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神楽坂・離島キッチンで法政大学生による「佐渡島フェア」 離島活性化企画で

神楽坂・離島キッチンで法政大学生による「佐渡島フェア」をが始まった(写真=プロジェクトメンバーの下池さんと横井さん)

神楽坂・離島キッチンで法政大学生による「佐渡島フェア」をが始まった(写真=プロジェクトメンバーの下池さんと横井さん)

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 神楽坂の飲食店型アンテナショップ「離島キッチン 神楽坂店」(新宿区神楽坂6、TEL 03-6265-0368)で12月1日、法政大学(千代田区富士見2)の学生による企画「佐渡島フェア」が始まった。

いか徳利 熱かんセット

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 佐渡島の名産品を使ったメニューの提供や島の文化を体験できる同企画は、離島キッチンが東京六大学とともに今年6月から始めた離島活性化のための企画「IDEA KITCHEN」プロジェクトの店舗企画第1弾。プロジェクトでは、より多くの人に島の魅力を伝え、売上を上げるための店舗企画を考え、課題やビジネスの仕組みを学ぶトレーニングプログラムを実施してきた。

 今回のプロジェクトに挑戦し、同フェアを企画したのは、キャリアデザイン学部でマーケティングを研究している酒井理教授ゼミナールの学生6人。企業や地域の課題を見つけ、解決のための実践からマーケティングを学ぶことがゼミの特徴で、これまでにも新製品のプロモーションや地域活性化の企画提案などに携わってきた。今回のプロジェクトでも、ゼミ活動の大きな柱の一つ「地域を考えるプロジェクト」の一環として、離島キッチンから提示されたテーマ「佐渡島」の魅力を紹介するために現地調査をしながら企画立案した。

 学生たちが考えたフェアのコンセプトは「佐渡人(さどんちゅ)と話して、知って、繋(つな)がるお店」。島民の思いをカードにした「佐渡人からの手紙」と返信用カードを来店客(ディナーのみ)に渡し、島とのつながりづくりを図るほか、店内には佐渡の文化体験として「能」「おけさ」「竹細工」を知ってもらうコーナーを設置した。

 「来店していただいたお客さまに(佐渡島を)体感してもらった上で行きたいと思ってもらえるように考えた」とプロジェクトメンバーの下池瞳華さん。横井志功さんは「『離島キッチン』は来店した時点で非日常なのでそこで満足してしまう。(今回のフェアでは)生産者の思いや島の魅力が書かれた手紙から興味を持ってもらい、実際に島へ足を運んでもらいたい」と呼び掛ける。

 主なメニューは、「寒ブリしゃぶしゃぶ」(2人前、1,980円)、「いか徳利(熱かんセット)」(2,000円)、「トビウオのすり身入りあずま揚げ」(850円)、「イカながも丼」(1,280円)、「スーパーコシヒカリの土鍋ご飯」(780円)、「おけさ柿シャーベット」(380円)など。価格は全て税別。

 営業時間は、11時30分~14時・18時~22時。月曜定休。今月27日まで。

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