神楽坂・赤城神社裏手の相生坂沿いにブーランジェリー「Pain des Philosophes(パンデフィロゾフ)」(新宿区東五軒町、TEL 03-6874-5808)がオープンして2カ月がたった。オープンは9月18日。
「ドミニク・サブロン」でシェフブーランジェを務め、「俺のベーカリー&カフェ」などでメニュー開発やコンサルティングに携わったオーナーシェフの榎本哲さんが開いた店。「自分の作りたいパン・自分がおいしいと思うパン」をコンセプトに、時間と手間をかけてパン生地のおいしさを追求したという。
出店場所として神楽坂を選んだ理由について、「まず神楽坂という街が好き。ワイン・チーズ・パンという文化がすでに根付いている」と榎本さん。オープンから2カ月がたち「お客さまには(近くに)パン屋ができたことを喜んでいただけているかと思う。私もオーナーシェフとしてのやりがいや楽しさを感じている」と話す。「特に近隣住民の方に、毎日の食卓で楽しんでいただきたい」とも。
厨房(ちゅうぼう)を併設する店舗面積は12.7坪。主なアイテムは、ワインで仕込むスペシャリテ「ル・ヴィニュロン(ルージュ・ブラン)」(2,980円、ハーフ、クオーターサイズもあり)、フランス産発酵バターを使った「クロワッサン」(280円)、湯種法で仕込む「αバゲット」(220円)、リンゴの天然酵母で仕込みジンジャーアップルとクルミを練り込んだ「ポミエ」、ほかにはない食感と甘みが特徴という山食パン「ASAMA」(以上680円)など。常時16アイテムを取りそろえる。
営業時間は10時~19時(売り切れ次第閉店)。月曜定休(平日不定休)。