千代田区観光協会は3月1日、皇居・千鳥ヶ淵の桜を利用した美肌入浴料「千鳥の恵みシリーズ SAKURA BATH(サクラバス)」の販売を始めた。
同協会が企画・開発を手掛けた同商品は、日本を代表する観光資源である「皇居・千鳥ヶ淵」の貴重な桜(ソメイヨシノ)から作る美容商品シリーズの第1弾。春秋に花や葉を落とす桜を原材料とする美容商品を観光拠点などに提供し、桜の名所・千代田区ならではの「おもてなし」をしようと開発した。
第1弾となる今回は、桜の葉から抽出した「うるおい成分」にシルクを配合した「美肌入浴料」。桜の葉は美容に効果があるとされ、化粧品の原材料としても許可が下りているという。今回、皇居周辺に立地する6つの協力会員ホテルと連携し、ホテルのアメニティーやVIPへのオリジナルギフト、宿泊プランなどに展開し、国内外から訪れる多くの観光客に体験してもらう。
連携ホテルは、ホテルグランドパレス(千代田区飯田橋1)、ホテルメトロポリタンエドモント(飯田橋3)、ホテルニューオータニ(紀尾井町)、パレスホテル東京(丸の内)、庭のホテル東京(三崎町)、ザ・キャピトルホテル東急(永田町)。
商品は「早乙女」「淡雪」「夜桜」の3つのパッケージを用意し、価格は900円(3包入り)。今月28日~4月4日に開催される「千代田のさくらまつり」では、観光案内所での限定販売を実施。売り上げの一部は「さくら基金」へ寄付し、千鳥ヶ淵の桜の保全・保護の活動に充てる。