JR市ケ谷駅から飯田橋駅に続く外濠(そとぼり)公園で11月18日、遊歩道をキャンドルで照らすイベント「外濠キャンナーレ」が開催される。主催は法政大学を中心とする周辺地域の大学生で構成する外濠キャンナーレ実行委員会。
環境啓発、外濠魅力再発見、地域交流の3つをコンセプトに掲げ、今年で8年目の開催となる同イベント。地域と密着したキャンドルナイトイベントとして、地域の子どもたちと一緒に作った廃油キャンドルを使い、飯田橋から市ケ谷までの全長約1キロに明かりをともす。
今年使うキャンドルは、地域の小学生や高齢者らと作った廃油キャンドル約600個とティーキャンドル約700個の計約1300個。周辺企業や施設の協力の下、看板や室内照明などのライトダウンを行い、幻想的なキャンドルロードをつくり出す。
徐々に来場者数も増え、毎年約2000人が訪れる外濠公園の秋の風物詩として定着しつつある同イベント。来場者の中にもリピーターが増えてきているという。実行委員会の戸口さんは「例年に比べメンバーが少なく大変だったが、多くの方々からサポートしていただいたので最後まで気を引き締めて無事に成功させたい」と意気込む。
開催時間は17時30分~20時。雨天時は19日に延期。