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法政大学、新校舎「富士見ゲート」の供用開始 旧校舎の歴史残るデザインに

法政大学、新校舎「富士見ゲート」の供用開始 旧校舎の歴史残るデザインに

供用を開始した法政大学市ケ谷キャンパスの新校舎「富士見ゲート」

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 法政大学(千代田区富士見2)が9月16日、市ケ谷キャンパスの新校舎「富士見ゲート」の供用を始めた。

建築を担当したOGの柳澤彩さん

 新校舎は大学正面入り口に位置し、地上6階、地下2階建て。250~500人を収容する教室のほか、同キャンパス最大で外濠(そとぼり)や中庭の眺望が楽しめる502席を有したカフェテリア「つどひ」、学生ホール、オレンジカフェ(軽食堂)、オリジナルグッズや書籍などを販売する売店、オレンジホール(多目的ホール)などの施設を有する。

 デザインは「環境・時・人を将来へとつなぐキャンパス」をコンセプトとし、伝統を継承しつつ、近代的で周辺の環境とも調和を図った。カフェテリア前に飾られた55・58年館の外壁の色ガラスをモチーフにしたアート、学生ホールに飾られている同校舎の建設当時に掲げられていた大内兵衛元総長の書による論語の再現など、細部にまで歴史を感じることができる。エスカレーター横の壁面には、左官職人・久住有生さんによる幅7.4メートル、高さ30メートルの巨大な左官壁が制作され、下から風が吹き上がるようなデザインには学生へのメッセージも込められた。

 富士見ゲートの建築には同大学のOBである八里直輝さんとOG柳澤彩さんが携わった。「母校の建築に携われることは、めったにない機会なのでとてもうれしい」と柳澤さん。「建物が変わっても、卒業生が自分の母校だと感じられるような設計を心掛けた。実際に利用する在校生には、きれいさだけではなく、居心地のよい空間になるように考えた」と建築へのこだわりを話した。

 2019年2月には2棟目の新築校舎「南棟(仮称)」が完成予定。その後、55・58年館の解体・改修工事を行い、2021年1月に全体の工事が完了予定となっている。

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