神楽坂通りで40年以上営業を続けるウナギと鶏料理がメインの和食店「鮒忠」(新宿区神楽坂5、TEL 03-3260-6323)が「焼き鳥の日」の8月10日、焼き鳥を1本10円・1000本限定で販売する。
今年で創業70周年を迎える鮒忠(本社=台東区)は、1946(昭和21)年に浅草・千束で川魚料理屋として創業。創業者の根本忠雄さんは、当時高級料理だった焼き鳥を、食肉用ひな鳥を使って庶民的価格で大衆に広め、「焼き鳥の父」と呼ばれるようになった。2007年に「やき(8)とり(10)の日」として日本記念日協会に登録し、毎年8月10日に焼き鳥を特別価格で限定販売。今年で10回目となる。
販売開始は15時。5本1セット(50円)で1人1セット限り(追加購入の場合は1本100円)。例年12時ごろから列ができ始め、整理券配布時には100~150人の行列になるという。売り上げは東日本大震災チャリティーとして寄付する。
販売は神楽坂店のほか、浅草本店と亀有店でも行う。