飯田橋駅東口の路地に6月27日、ワインと日本酒の店「ル・ジャングレ」(千代田区飯田橋4、TEL 03-3556-3202)がオープンした。
店舗面積は18坪。席数はテラス席6席を含め38席。自然派を中心にそろえたワインと日本酒をそろえ、それに合わせて北海道・釧路のエゾシカや国産のムール貝、三浦半島の野菜、小田原の鮮魚などを使った料理を提供する。
「ワインの管理に一番のプライオリティーを置いている」と店主の有沢貴司さん。管理の違いで味が変わってしまうというデリケートな自然派ワインに合わせ、紫外線をカットするガラスや照明を採用するなど細部までこだわった大型ワインセラーを配置した。「自然派ワインが普及していき、取り扱う店が増えてきていく中で、取り扱う店がこの先目指していくところがワインの『管理』。その店を今回作った」と話す。
有沢さんは2012年1月に学芸大学に洋風居酒屋「ブーズ」をオープン。「生産者やインポーターと交流を深める中で、もう少しやってみたいという気持ちが大きくなっていった。(当店は)人との交流の中で生まれた念願の店」と話す。
主なメニューは、「小田原朝採れ刺身5点盛り」(1,380円)、「神奈川県三浦野菜のサラダ」(1,000円)、「成城学園サルメリア69の生ハムサラミ盛り合わせ」(100グラム、2,500円)、「北海道釧路産エゾシカのシンタマロースト」(同880円、注文は200グラムより)、さんしょう・カレー・ブルーチーズ・日本酒など10種類の味をそろえる「国産山盛りムール貝」(S=1,480円~、M=2,150円~、L=2,800円~)など。
ワインは1000種類を超える在庫の中からベストの状態のものを提供(グラス=580円~、ボトル=3,000円台中心)。常時20~30種類をそろえる日本酒は半合500円均一で提供する。
営業時間は11時~15時、17時~23時(今後変更の可能性あり)。日曜定休。